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宮古島では、島でも限られた場所でしか見られないミヤココケリンドウが、可憐な花を咲かせています。
ミヤココケリンドウはリンドウ科の植物で、高さはわずかに３センチから５センチ。３月から４月に直径およそ５ミリの、小さな花を咲かせます。
宮古島市の一部の海岸でしか確認されておらず、県のレッドデータブックで絶滅危惧種にも指定されている貴重な花です。
岩の表面に生えている芝に守られるようにひっそりと咲くミヤココケリンドウ。名前の由来は「コケと見間違えるほど小さいため」とか、「コケのように岩に張り付いているから」などいくつかの説があります。穏やかな春の日差しを浴びながら、青紫色の花を輝かせていました。