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沖縄の基地問題の現状を直接、アメリカ政府関係者や世論に訴えるため、玉城知事は3月6日から就任後3回目となるアメリカ訪問に出発しました。
那覇空港で行われた出発式には議員や関係者らが集まり、知事を激励しました。玉城知事のアメリカ訪問は、2019年以来3回目で、今回は辺野古新基地建設問題をはじめ、有事を念頭に防衛力の強化が進む現状について沖縄が二度と戦場にならないよう、対話による緊張緩和を求めるほか、沖縄が抱える現状などを直接、アメリカ側に訴えます。
玉城知事は「安全安心と命を巡る問題は決して日本国内の問題ではないとアメリカは重大な責任を持っている当事者の一方であるという認識をきちんと伝えていきたいと思います」と話しました。
今回のアメリカ訪問は6日間の日程で、ワシントンを訪問しアメリカ国務省や連邦議員、有識者らとの面談を行うほか、ジョージ・ワシントン大学でのシンポジウムを予定しています。