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千葉県の国立歴史民俗博物館が新たに展示する沖縄戦の集団自決の展示パネルから日本軍の関与を示す記述を削除していた問題で、県内の市民グループが記述の改善を求める声明文を出しました。

声明では「悲惨な体験を教訓として、平和を願う沖縄県民の心を踏みにじったものであり、私たちは怒りを持って強く抗議する」としています。

この問題は、国立歴史民俗博物館が今月16日に公開の沖縄戦パネル展示から「集団自決の背景に日本軍の指示があった」という文言を削除したものです。

博物館側はこのテーマについては現在係争中で、専門家の中でも意見がわかれているため内容を変えたと説明していて、抗議を受け、近く専門家を集めて話し合いを開くと話しています。