県内の魅力ある企業や商品を紹介する「輝け!うちなーの星」。きょうは南部商業高校の生徒たちの挑戦です。
学生「いらっしゃいませーどうぞー高校生が開発したピーマン入りおきなわそばいかがですかー」
元気な声で呼び込みをするのは安里幸太君。ピーマンを練りこんだ麺、その名もピー麺。どんな味がするんでしょうか?開発したのは南部商業高校のマーケティング部です。
安里幸太君「これは私自身が八重瀬町出身ですので八重瀬町はピーマンの生産量が沖縄県でナンバー1なんですよそれにともなって規格外品が出てきますので、この規格外品を利用したピーマン入りおきなわそばを作ろうと思ったきっかけです」
商品の企画開発から販売までを行うのがマーケティング部の活動。麺の製造を引き受けてくれたサン食品の直営店できょうは販売活動を行います。
うまんちゅ亭 上原さん「トレーとかがけっこう滑りやすいんでちょっと気をつけてお客様にやけどとかないように」
初めての店頭販売。どんなきもちですか?
生徒「緊張していますね」「すっごく緊張しています」「ちゃんと接客できるようにがんばります!」
1年がかりで試作を繰り返し出来上がったのがこちら。ピーマンをミキサーで液状にしたものを麺に練りこみました。八重町のピーマンは熱に強いビタミン類が豊富に含まれているため加熱処理をしてもビタミン類がなくならないというという成分分析の結果もでています。さあ自身を持って販売開始です。
お客さん「ピーめん、ピーめん ピーマン入ってるの?はい」「うんおいしい!」お客さん「よもぎそばとそんな感覚」「おいしい、おいしいです」
うまんちゅ亭 上原さん「自分たちが作ったものですよね直接。だからやっぱりお味はどうでしたかとか感触、その麺の感触とかをやっぱり直接聞いてもらってまた次のステップにつながればいいかなと思いますけども」
どうやらお店での評判は上々のようです。地産地消をめざし地元の食材を使ったピーめんをもっと発展させたいと語る安里さん。麺の原料となる小麦粉を伊江島産のものにして輸送時にかかるCO2排出を抑えたいなど、さまざまなアイデアはマーケティング部の後輩へと受け継がれていきます。
将来の夢は? 安里幸太君「私の夢は沖縄県の地域復興をすることができるような企業の社長になることです!」
がんばれ!うちなーの星!