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普天間基地の移設問題で、仲井真知事は、県内移設は断る状況があるかもしれないと述べ、初めて県内移設に反対する考えを示しました。これは26日に開かれた県議会の一般質問で、自民党の照屋守之議員が質しました。
照屋議員は、25日北沢防衛大臣が、キャンプシュワブ陸上部に500メートルの滑走路を建設する案を、アメリカ側に提示する意向であると発言をしたことを受け、超党派による県議会決議の重みについて改めて知事の見解を質しました。
これに対して仲井真知事は、現時点ではこれまでの辺野古移設案は、極めて厳しくなったものと認識しているとした上で、「県内というのはお断りせざるを得ない状況が、あるかもしれないと考えている」と述べ、これまで県内移設に含みを持たせていた知事の姿勢を変え、初めて県内移設を断る考えを示しました。