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60歳以上のメンバーで作る演劇グループが25日「介護」をテーマにした舞台公演に挑戦しました。舞台を披露したのは那覇市の「金城老人憩の家」のシニア演劇講座に通う62歳から74歳の9人。

「介護」をテーマに、脳梗塞で倒れ、体が不自由になったおばあさんと、介護を一人で背負い込む嫁が、地域の人たちの支えで笑顔を取り戻していく姿が描かれました。

舞台ではおばあさんが「わんねーよ、いったーみんなが元気でいてくれるだけ、わんねー、うっさいびーんどー。なんだかね、勇気がわいてくるさー」などと話し、観賞した専門学校で介護を学ぶ男性は「うちのおばあちゃんの表現ととても似ていて、身近に感じて観ることができました」と話していました。

舞台を通して、介護をする側と受ける側の苦悩に触れ、専門学校生たちは、将来、現場で働くときの参考にしたいと話していました。