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沖縄での地上戦がいよいよ間近に迫り多くの若者が沖縄に送り込まれていました。最高齢の写真家として活躍を続ける山田実さん。

1941年、東京の明治大学を卒業。当時、日本の大企業は次々と満州へ進出していた時代。山田さんも卒業後満州で、大きな軍事工場の建設に携わっていました。

山田さん「日産土木の寄宿舎で昼飯を食べていたらねラジオで開戦のニュースビックリしてね〜 いよいよ始まったかと思ってね。」  

太平洋戦争の開戦。それから3年後の1944年、山田さんは満州独立歩兵部隊へ入隊。山田さんが入ったのは500人の兵隊からなる関東軍の一つ。1945年そのうちの半数以上は本格化する戦闘を見込んでか、沖縄へと送られたといいます。

しかし、山田さん「沖縄に向かった部隊は潜水艦にやられたという情報がはい。僕は命拾いしている。」そして間もなく沖縄にアメリカ軍が上陸したというニュースを聞きます。