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那覇市の真和志小学校は、戦前・戦中・戦後と学校の場所を移転しながら130年の歴史を歩んできました。母校のその歴史を辿ろうときのう児童らによるたすきリレーが行われました。

真和志小学校は130年前に現在の上間郵便局のあたりに開校。しかし、戦争で真和志地区は、アメリカ軍に占領され、小学校は、1947年2月糸満市の米須に移転しました。その場所は、今回当時の児童の記憶を辿って探し当てられました。

「授業というよりも骨拾いが多かったかんじですね、遺骨拾い」

母校の歴史を忘れず後輩にも引き継ごうとたすきリレーには、児童や父母卒業生たちおよそ80人が参加。学校が移動したおよそ18キロの道のりを辿りながら500メートルづつリレーでつなぎました。

「ガンバレー はい! お願いします。ガンバレー!」校長先生と児童たちは今の真和志小をゴールに2時間掛けて走りぬきました。

女子「最後に校長先生と一緒に走ったのが記念になるなって思いました。」男子「最後きつかったけど完走できてうれしかった。」親子で真和志に通う人は「楽しいですね、自分の頃の歴史とか今の子供たちの歴史とかが重なっているみたいで」歴史に翻弄され移転を余儀なくされてきた学校は来月5日で開校から130年を迎えます。