プロ野球広島東洋カープが２月１７日から沖縄市でのキャンプをスタートしました。また、宮崎県ではＷＢＣに向けた侍ジャパンの強化合宿が始まっています。
沼尻和樹アナは「広島東洋カープ、沖縄市でのキャンプがスタートしました。これで沖縄でキャンプをはる９球団が揃いました」と伝えました。
雲一つない晴天の下、沖縄市のコザしんきんスタジアムで始まった広島カープの２次キャンプ。歓迎式で今シーズンから指揮を執る新井貴浩新監督は「好きな沖縄の言葉は“なんくるないさ”。何とかなるという楽観的な意味だけでなく正しい努力を重ねていけば必ず報われるという言葉だと聞いている、１２日間がむしゃらに頑張りたい」と沖縄の言葉を用いて意気込みを語りました。
球場には朝から多くの人がかけつけ赤のユニホームを身に着け気合十分のファンの姿も見られました。山口県から来たファンは「ひいじいちゃん、じいちゃん、私、子ども、孫、ずっと代々昔から（広島ファン）。今回は木金土日、その後今度はオープン戦、巨人戦と中日戦があるから、また来ます」と答えました。
神奈川県から来たファンは（Ｑすごく大きなカメラを持っていますね）の質問に「そうですね。選手を撮っています。（撮影は）上出来です選手が輝いているので」と答えました。
これで沖縄でキャンプをはる９球団が揃い２０２３年２月２３日からは県内各地でオープン戦も予定されています。
一方、宮崎県のサンマリンスタジアムではＷＢＣに出場する侍ジャパンのキャンプが初日を迎えました。そうそうたる顔ぶれが並んだ集合写真の後始まった練習では宮城大弥、大城卓三、そして山川穂高の県勢３人も世界一を目指すメンバーの一員として精力的に汗を流していました。
特に山川は午前中のチーム全体での打撃練習の後午後も再びバットを握ります次々とスタンドへと放り込み順調な調整ぶりをアピールしました。侍ジャパンの宮崎キャンプは２月２７日まで行われます。