きょうは名護高男子ソフトテニス部。県総体連覇を狙う宮城・与儀ペアです。
去年の県総体では2年生ながら優勝。今年は連覇を狙う名護高校の宮城博海、与儀達之介ペア。
1月の全沖縄高校選手権でも決勝まで勝ち進み、同じ名護の3年生ペアと対決。最終セットまでもつれ込む接戦となりました。しかし—
前衛の与儀くん、最後の最後で痛恨のダブルフォルト。
与儀くん「自分の精神的な弱さも気付いたし、技術的に向上させないと全国で勝てないと思いました」
1月の大会以降、最初に行うのはサーブ練習です。課題習得に黙々と取り組む与儀くん。サーブ力を高めれば、持ち味の高いレシーブ力とともに、さらに飛躍が望めると東監督は考えています。
東竜一郎監督「負けて、チャレンジャーの気持ちを持ち直したと思う。そういう面では良かったと思います」
ソフトテニスの魅力はボールのスピード感。この速さのあまりシングルではすぐに勝負が決まるため、高校の大会ではダブルスが採用されています。
ペアの信頼感がもっとも重要なダブルス。後衛の宮城くんにとっても1月の大会は課題の残る結果でした。
宮城くん「あの時は前衛が調子が悪かったので、自分がしっかりしないといけないのに、無理になってあせっていた部分もあった。2人1点っていうのが自分達のプレーの目標です」
パートナーの調子が悪ければそれを補いあって、調子を引き上げていく。
敗北を経験して、2人で1点、そして1勝に対するこだわりがさらに強くなりました。宮城・与儀ペアは最後の夏、去年以上の自分を目指します。
宮城くん「まずは1回戦突破して、そのまま勢いにのって決勝。優勝が一番の目標です」
与儀くん「いままでの自分だったら全国では勝てないので、技術面も精神面も磨いて、全国では本当に一勝でも多く勝っていきたいと思います」
「美ら島総体絶対勝つぞー、オー!!」