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海の日の7月21日、夏休みの子どもたちに楽しみながらサンゴについて知ってもらおうというイベントが、名護市で開かれました。

今年2008年は、世界中の人にサンゴに対する理解を深めてもらおうという「国際サンゴ礁年」。名護市の万国津梁館で開かれた、「海の日、サンゴの日」と題したイベントでは、サンゴの絵を描くコーナーなど、特に子どもたちにサンゴについて学んでもらう企画が盛り込まれました。

訪れた子どもたちは、サンゴや海の中の様子を思い思いにクレヨンで描いていました。イベントを企画したセーブ・ザ・コーラル2008の藤田正さんは、「自然の恵みの中で生かされてるというのを分かっていない人が多い」と話し、サンゴに囲まれた沖縄の自然を未来に残すため、特に子どもたちにサンゴへの興味を持ってほしいと話していました。

サンゴは2007年に大規模な白化に見舞われましたが、藤田さんは2008年も少雨などの影響で海水の温度が上昇し、サンゴの生息環境としては危機的な状況だと言います。サンゴに囲まれた沖縄だからこそ、できることがある。そして行動していく必要があると言えそうです。