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普天間基地の移設について国民新党がキャンプシュワブの陸上を含めた案を与党の検討委員会に提案する姿勢を見せていることに対し、社民党の福島党首は、「県内でのたらいまわしだ」と批判しました。
17日に開かれる政府与党の沖縄基地問題検討委員会で、国民新党はキャンプシュワブ陸上案を嘉手納基地への統合案と一緒に提出する方針です。
これに対し社民党の福島みずほ党首は15日、記者団の質問に、「（県民は）なんでまた沖縄の中でたらいまわしをするのだと思うと思う」、「名護市民も、もう名護でごちゃごちゃするのはやめてほしいよっていうのが名護市民の思いだと思う」と述べ、強い不快感を示しました。
そして国外を優先に国外、県外という考えを強調。また、グアムの知事が受け入れを拒んでいることについても、丁寧な作業を進めれば可能性はあるという考えを示し、17日の検討委員会にグアムを中心にした移設案を提出する方針を示しました。