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新石垣空港の整備事業で県収用委員会は10日、土地の強制使用に関する公開審理を行い、空港の建設に反対している地権者などから意見を聞きました。

新石垣空港は2013年3月の供用開始に向けて建設予定地の99.9%の土地がすでに取得されていますが、残り0.1%の土地を718人の地権者が共有し空港建設に反対しています。そのため県は土地を強制的に借り上げるための手続きを進めていて、10日に反対地権者4人も参加して公開審理が行われました。

審理の中では地権者の1人が「予定地からは日本最古の2万年前の人骨も見つかっている」と意見を述べ、計画の再検討を求めました。

この後、県収用委員会のメンバーらは建設予定地の土地の現状などを確認。今後、収用委員会での協議に入ります。