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1月24日午前、石垣島に向かっていた貨物船が座礁して身動きが取れなくなり、中国人の乗組員19人が海上保安本部に救助されました。
轟々と強い風が吹き付け、白波を立てた荒波が船を揺らすなか海上保安本部の職員がヘリコプターに貨物船の乗組員を引き上げて救助しました。
第11管区海上保安本部によりますと1月24日午前9時半ごろ石垣島と小浜島の間で長さ140m・総トン数8000tあまりになるパナマ船籍の貨物船「シンハイズー2」が浅瀬に乗り上げました。
貨物船から「タグボートを出してほしい。浸水がある」という救助の要請を受けた海上保安本部がヘリコプターで現場に駆けつけて座礁から約3時間半後に中国人の乗組員19人全員を救助しました。けがをした人はいないということです。
当時、八重山地方に波浪警報が出ていて海上では17mの強い風が吹き荒れていました。貨物船は石垣島に向かっていたところコントロールができなくなり、風に流されて浅瀬に乗り上げたとみられています。
海上保安本部が乗組員から話を聞くなど座礁の原因を調べています。