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産学連携とイノベーションについて、議論が交わされました。

県内外の経済界のリーダーが集まって開催される「沖縄懇話会」のラウンドテーブルが恩納村で開かれました。

恩納村にある沖縄科学技術大学院大学・OISTで開催された沖縄懇話会。2023年も、県内外から多くの財界人が出席しました。

はじめに、2022年12月までOIST学長を務め、現在、特別顧問のピーター・グルース氏による基調講演が行われました。

グルース氏は「OIST開学10年の実績と、イノベーション・ハブ構想について」と題したテーマで、基礎研究の重要性を説いた上で、イノベーションを生むために産学連携を加速させることや、公的な支援が必要不可欠であると述べました。またOISTや沖縄経済のさらなる発展のために海外での事例の参考にした研究施設に加えて地域と交流できる場を作る構想モデルを発表しました。

また、2022年10月にノーベル生理学・医学賞を受賞したスバンテ・ペーボ教授が、自身の研究内容であるネアンデルタール人について発表しました。

ネアンデルタール人の特徴的な染色体が、現生人類からも見つかっていて、新型コロナに感染して、重症化する人とそうでない人がいることにも関係していると分かったということです。

さて1月18日にお伝えした沖縄懇話会のラウンドテーブルの様子をQABでは特別番組として放送いたします。2023年3月5日・午前10時55分からの放送です。

ぜひ、ご覧ください。