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フードロスを減らそうと考案されたお菓子が給食に登場し、子どもたちが美味しく頬張りました。

給食の時間、児童たちは「美味しい給食いただきます」と言いました。那覇市の真嘉比小学校の給食に並んだのは、ちんすこうです!琉球王国時代から親しまれている長い歴史を持つ銘菓ですが、子どもたちが食べたちんすこうには豆腐の製造過程で出る「おから」を活用しています。

照屋食品・照屋ゆきの社長は「(おからは)なかなか、利用価値が見いだせないまま、廃棄されているというような現状でして。これをSDGsの取り組みで商品化することによって「OKARAちんすこう」という形で生まれ変わったという」と述べました。

廃棄するにも多額の費用がかかっていたおから、実は、植物性タンパク質や食物繊維が豊富に含まれていることから従来のちんすこうより栄養価が高まっているのが特徴です。

まさに新時代のちんすこう。そのお味はいかに・・・児童の一人は「柔らかくてサクサクみたいで、いつも(食べている)ちんすこうと違って美味しかった」と述べました。

別の児童は「クッキーよりちょっと柔らかい感じで、普通のちんすこうと同じ味がした」と述べました。またほかの児童は「リサイクルできているから、SDGsにもなって、いいなと思った。一石二鳥」と述べました。

OKARAちんすこうは現在、商品化に向けて開発が続けられていて、今後、県内各地の学校給食に提供していくということです。