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県内に珍しい来客です。名護市の川にオオハクチョウの幼鳥が飛来しました。

近くの水草をつついたり周囲をきょろきょろと見回す見慣れない鳥が一羽。新年の幕開けとともに名護市の我部祖河川に現れたのはオオハクチョウの幼鳥です。

オオハクチョウは通常、冬を越すために北日本の日本海側に飛来しますが、沖縄に訪れることはめったにない鳥だということです。

国指定屋我地鳥獣保護区管理員渡久地豊さん「普通この色合いの個体だと、まだ家族で行動したりするんじゃないかと思います。だから、もしかしたら家族からちょっとはぐれてしまって、1羽だけ沖縄島にたどり着いた可能性が考えられます」

オオハクチョウの飛来を聞きつけ集まった愛好家らがレンズ越しに熱い視線を送っていました。

野鳥愛好家の女性「今回オオハクチョウの幼鳥が来たということで、もうすっごくワクワクして…自転車できました。名護の市内から」「最高のお年玉だと思っています」

渡久地さんによりますと飛来したオオハクチョウは、1月下旬ごろまで県内で過ごし、体力を蓄えた後北の繁殖地に向かうということです。