沖縄のスポーツ選手や指導者の活動と思いを紹介する「アスリートフォーカス」。きょうは17回目です。「沖縄スポーツマネジメント」に所属するアスリートから新年最初の今回は、こちらの方にお越しいただきました。自己紹介をお願いします!
福里悠選手「こんばんは、福里悠(ふくざと はるか)です。よろしくお願いします!!」
よろしくお願いします!!福里さんは、沖縄のお家芸ともいえるウエイトリフティングの選手です。まずはアスリートとしての福里さんをVTRでご紹介します。それでは一緒に行きますよ!せいの!!アスリートフォーカス!!
宮古島市出身の福里悠さん。ウエイトリフティングの社会人選手です。去年11月に行われた全日本女子選抜選手権 一般71kg級では一気にバーベルを持ち上げるスナッチで日本タイ記録の100kgに成功。
さらに2段階の動作で持ち上げるクリーン&ジャークでは120kg成功トータル220kgの大会新記録で優勝しました。宮古高校時代に競技をはじめ東京国際大学でも活躍。世界の大舞台での活躍を目指し、沖縄を拠点に仲間たちと腕を磨き続けています。この日は新年初練習。体をほぐしながらの調整です。
福里悠選手「お互いに分からないことを一緒に探ったりもできるので、毎日刺激があって自分のなかではいい環境で練習はできているのではないかと思う」
練習パートナーは109kg超級などで世界の強豪としのぎを削っている知念光亮(ちねん こうすけ)選手。福里さんの1つ先輩ですが互いにアドバイスや気づいたことを忌憚なく言い合います。
知念光亮選手「個人競技ではあるがそういう(練習パートナーという)形でサポートし合ったりするというのが一番大事で沖縄だと仲間が居てしっかりトレーニングをできるというのが一番いいところだと思う」
筋力だけでなくシャフトを持ち上げるタイミングやバランスさらには集中力など多くの要素が組み合わさる奥の深い競技でもあります。
福里悠選手「本当に数ミリの世界なので(シャフトを持つ)感覚が少し変わるだけでも自分の中で「あれ、きょうはちょっと違うかな」となってくるので その辺を毎日追求しながらやっている」
オリンピック選手や指導者を始め数多くの人材を輩出している沖縄のウエイトリフティング。悠さんの目標は?
福里悠選手「去年からだがオリンピックレースが始まっているので、そこでしっかり(代表選考に)絡んで行きながら自分の記録をどんどん伸ばしていきながら最終選考に残れるように頑張っていきたい」
アスリートとして高みを目指す福里さんですが生活のため、仕事と両立しながらの毎日です。今度はその様子をご紹介します。それでは行きます! せいの!!アスリートフォーカス!!
にぎやかな子どもたちの声が響くアスリート工房学童クラブ。沖縄スポーツマネジメント社長で陸上選手の譜久里武さんが代表をつとめるスポーツクラブの学童です。ここで福里さんは、子どもたちの指導スタッフとして働きながらアスリートとして競技をつづけています。
福里悠選手「自分はあまり細かい作業ができなくて、みんなはすごいいろいろなものをつくるので逆に自分が教えてもらっている」
去年から働き始めていますが、すでに子どもたちの心をつかんでいます。
子どもたち「優しくて面白い先生(一緒に)バレーとかボルダリングとかした!楽しい」
同じく学童で働くアスリート仲間も一目置いています。
琉球ブルーシーズ(バレー)永井智選手「子どもからも厚い信頼を得ていると思うし、自分で考えて動いてくれるスタッフなのですごく助かる」
福里悠選手「自分自身沖縄県に帰ってきて仕事をしながら競技ができるという環境を一つ作っていくというか、仕事をしながらアスリートはできるというのも一つ示したいということがあって」
社会人とアスリートの両立を地元沖縄で目指す福里さん。その思いを詳しく伺います。
福里さんも所属する沖縄スポーツマネジメントのアスリートたちが活躍する沖スポチャンネルもぜひチェックしてみて下さい福里さん、きょうはありがとうございました!!福里)ありがとうございました!!