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沖縄などに向けられたヘイトスピーチについて、目に見える形で伝える展示会が糸満市で開かれています。この展示会は、ヘイトスピーチをなくすための活動に取り組む「沖縄カウンターズ」が企画したものです。
会場では、人種や国籍など特定の個人や集団に対して差別的な行動や発言をするヘイトスピーチの定義をはじめ、市民団体が求めている条例などをパネルで紹介しています。
また、ネット上にはびこる沖縄に対するヘイトスピーチを集めたブースでは、SNSでの発信で波紋が広がったひろゆき氏による発言など、240点をパネルにして並べることで、県内で起きているヘイトスピーチの現状と深刻さを目に見える形で伝えています。
来場者「自分がこういうこと言われたらと想像力がないんじゃないかと思うんですよね。想像力のない人間の言葉ですよね」「ネットで情報の取得はとっても便利だからいいけれど、それくらい人の心を深く傷つけることもできる。例え戦争はせずも、ネットを使ってその人から生きる気力を奪うという形の戦争が可能なんだろうとも思います」
「沖縄カウンターズ」島袋さん「ヘイトスピーチが暴力だとか、それこそ戦争だとかにつながっていくものだということを来場者の方々に知ってもらいたいです」
この企画展は10日まで、糸満市の新川区公民館で開かれています。