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沖縄電力は、燃料価格の高騰を受け多くの一般家庭が契約する電気料金を来年4月から平均39.3%の値上げを国に申請したと発表しました。
沖縄電力は11月28日午後会見を開き、ロシアのウクライナ侵攻や円安の影響で続く燃料価格の高騰により、燃料費調整上限を大幅に超過し過去最大の485億円の損失が見込まれるほか、財務状況の急激な悪化に対応する措置として11月28日、国に料金の値上げを申請したと発表しました。
抜本的な料金改定による値上げは第二次石油危機の影響を受けた1980年以来となります。沖縄電力によると現行の料金と比べると平均で39.3%の値上げで、月260キロワットアワーを使う家庭で3473円の値上げとなります。
また、事業者向けの「高圧」についても40.7%から48.9%の値上げとなり、沖電は今回の申請に合わせて2023年4月からすべての電気料金を値上げする方針です。