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10月に沖縄を訪れた観光客は63万700人で、2021年の10月と比べて2.1倍になっていたことがわかりました。国内客だけで見るとコロナ禍前の水準を上回りました。

県によりますと、10月に沖縄を訪れた観光客は63万700人で、2021年の10月より33万1700人増えました。コロナ対策による行動制限のない状況が続いていて、10月11日に始まった全国旅行支援も需要を喚起したとみられています。

そのうち国内客は62万8000人で、これまでで最も多かったコロナ禍前の水準を7200人ほど上回りました。

県は「沖縄が海外旅行を希望する人たちの受け皿になった」側面もあると分析しています。2021年の10月はゼロだった外国客は2700人で、2カ月ぶりに人数が計上されています。

台北や香港の路線が就航し、運航を再開した会社もあるため、今後も回復に向けた好影響が期待されています。