続いては、沖縄のおとなり台湾の様々な情報をお届けする「わんさか台わん」です。今回は、冬の到来を感じるグルメや今、脚光を浴びているヒーローたちの話題をお伝えします。
台湾の人々が冬の到来を感じるのは…季節限定の鍋料理が始まる時！本格的な冬を前に、食事で体を整えるという「医食同源」の考えのもと、この時期、多くの人々がこの鍋を味わいます。
南投県(なんとうけん)にある有名な鍋料理店では鴨肉と生姜を炒め胡麻油と米酒で味付けする生姜鴨鍋を提供。朝7時から店を開け早朝からテイクアウトの対応に追われています。体がぽかぽか温まる鍋料理。しかし、今年は材料費の高騰で鴨は１割から２割、生姜は１割、油は２割増しになっていて販売店にとっては寒々とした冬になりそうです。
ところ変わって水中で優雅に泳ぐ人魚姫たち。そこへ男性の人魚も現れました！花連県(かれんけん)にある遊園地では水中ショーに出演する、初の男性人魚役として鄭王韋（王へんに韋）中さん(てい えいちゅう)さんがデビューしました。
役者 鄭王韋（王へんに韋）中さんON「フィジカルの表現が難しいですね。力と美学の間にバランスを見つけて、セクシーではなく元気や明るさを伝えたいです。」
観客「かっこいい。目の保養です。女性は優雅で、男性のほうは力強さも伝わります。」
ヒーローが加わった優雅なショーでコロナ禍で元気がなくなっていた遊園地にも活気が戻ってきそうです。
こちらも筋肉の話題！引き締まった肉体を披露したのは事故や災害から人々を守る消防士たちです。来年の台中「消防士カレンダー」のモデルに選ばれた男女14人がPRイベントに登場しました。なかには異業種から転身した人もいます。
小さいころから警察官の父に人の命を守ることの大切さを教えられてきた双子の李(リー)姉妹は、もともと看護師。また、新聞記者として大地震の現場を取材し消防士の働きに感銘を受けて、目指した人も。
頼れるヒーローたちの姿にパワーがもらえる１年となりそうです。