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演習は11月19日までです。日米が行っている共同統合演習で、与那国島に輸送し訓練に参加していた機動戦闘車が再び一般道を使用して空港まで移動し搭載された後、福岡の自衛隊基地へ向けて出発しました。
濱元晋一郎記者は「機動戦闘車を乗せた自衛隊の輸送機が今、与那国空港を飛び立ちました」と伝えました。
防衛省の統合幕僚部によりますと与那国空港を飛び立った機動戦闘車を載せた輸送機は福岡県の航空自衛隊・築城基地へ向かったということです。
与那国島では日米共同統合演習「キーンソード」の一環で輸送機で搬入された機動戦闘車は11月17日、県道216号を使用して駐屯地まで移動する訓練を行いました。11月18日も県道を通って駐屯地から空港まで移動する様子が確認されました。
濱元晋一郎記者は「一般道路を通ってきた機動戦闘車が与那国空港に入っていきます」と伝えました。
戦闘車が運び込まれた空港では演習に抗議する人たちが声をあげました。訓練に反対する人は「戦車も米軍ももう来なくていいよ!」と叫びました。
抗議していた人は「とにかく一致しているのはこのアジアで緊張を緩めてほしい、緩和してほしいというのは一途の願いで、今のこの動きはそれに繋がるものだとは到底思えません」と述べました。
2022年11月10日から始まった日米共同統合演習は、11月19日が最終日となっています。