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職員自身が、その楽しさや注意点を身をもって体感しました。海の安全を守る海上保安官にマリンレジャーに関する知識を深めてもらうための講習会が開かれました。
糸満市の美々ビーチで開かれた講習会には、県内各地の海上保安部に所属し、海辺のパトロールなどを担当する若手職員14人が参加しました。
県内では、年間を通してマリンレジャーが盛んなことから、海保が、職員向けにその楽しさや注意点を身をもって体感してもらうために毎年、開催しています。
シュノーケリング研修には、講師として名桜大学の遠矢英憲さんが、フィンの固さや種類によって特性が違うことや、呼吸をするシュノーケルに水が入ってしまったときの対処法などをレクチャーしました。
那覇海上保安部・交通課の大城郁馬さんは「今回学んだことを実際にパトロールする中で、観光客や地元の方に声かけて、ちゃんとしっかりできているかの確認をして、指導をしていきたいと思います」と述べました。
海保によりますと、2022年マリンレジャー中に事故に遭って亡くなった人が2022年11月10日までに24人いて、そのうち10人がシュノーケリング中だったということです。
海保では、冬場でもダイビングを楽しむ人がいることからマリンレジャーを行う際は道具の操作方法など基本的な技術を身につけた上で、その日の体調や天候に注意しながら海に出てほしいと呼びかけています。