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沖縄の伝統工芸漆の作品を紹介する展示会が浦添市美術館で開かれています。
この作品展は県内在住の漆作家の活動を支援し、伝統工芸である漆の技術の継承を目的に琉球銀行が実施している事業の一環で開かれています。
会場には、漆で描いた模様に金箔や銀箔を貼る、箔絵の技法を用いた５人の作家の２４作品が展示されています。
こちらは、ワインクーラー。伝統の技法を活用し、現代のライフスタイルに合わせた新たな商品として提案しています。またこちらは、琉球王国時代の紙を保管する箱を復刻再現した作品です。一度、途絶えてしまった「ぼかし」という技法が使われています。
制作者の渡慶次愛さんは「復刻するにあたっては、試したり、みんなで工夫したりと、ちょっと苦労したんですけど、とても色鮮やかな作品に仕上がったので、すごく華やかな琉球漆器の魅力が詰まっているなと思います」と話しました。
この作品展は２０２２年１１月１８日までです。