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新型コロナの影響で学校行事などが大きく制限されてきた高校生たちに思い出を作ろうと、那覇市内の高校で、28日仮装して授業に出席するハロウィンイベントがおこなわれました。

教室でメイクやヘアセットをしている生徒たち。これは、コロナ禍を機に企画された那覇西高校主催のハロウィンイベントで、2022年で3回目をむかえます。

生徒に「みんな楽しみにしているの?」と尋ねると「めっちゃ」「(授業を)1週間頑張りました、これのために。毎日の繰り返しみたいなのがないから、特別感はあります」と話していました。

生徒たちは、朝から下校する前まで1日中、授業も仮装のままで過ごします。変身するのは生徒だけではありません。学校の職員も本格的な手作りの仮装や着ぐるみに身を包み、ハロウィンムードを盛り上げます。

メインイベントは昼食時間におこなわれる仮装コンテストです。

「この日のために僕らはやってきました」中庭ではエントリーした生徒たちがコスチュームへのこだわりをアピールし、会場には、笑いと歓声が沸き起こっていました。

生徒たちは「みんな結構本気でやってて、レベル高いって思って、自分も負けないように頑張りました」や「自分たち結構1年生の頃からコロナで行事とかがなくなったりしてたんで、マスクもまだ外せないすけど、このような感じで学校行事ができるっていうのはすごく楽しみで。本当にきょうは楽しみたいと思います」と話していました。

新型コロナの影響を受けた生徒たちの高校生活に、好きな仮装で過ごした楽しい、非日常のきょうが刻まれました。