そんな私の好きな野球がきょう最初のニュースです。沖縄で開催されている九州高校野球大会。県代表の沖縄尚学が準決勝に臨みました。試合は激しい点の取り合いとなりましたが準々決勝に続き、劇的な勝利で沖尚が決勝進出を果たしました!
センバツ出場のひとつの目安となるベスト4入りを果たしさらなる上を目指す沖縄尚学。1回ウラ先頭の知花慎之助がヒットで出塁。その後チャンスをひろげ打席には、4番・仲田侑仁(なかだ・ゆうと)2ベースヒット!幸先よく先制すると続く打席には、準々決勝で3安打の活躍を見せた、東恩納蒼。2者連続のタイムリーなど、3点を先制します。
沖尚の先発は九州大会3戦連続の先発となる東恩納。しかし、沖尚が2点リードで迎えた5回。海星にソロホームランを浴び1点差に迫られると続く6回。内野安打でとうとう同点に。さらに。逆転タイムリー、この回3点を失い、逆転を許します。ここで沖尚はピッチャーを交代し、レフトの守備へ。
それでも東恩納からマウンドを引き継いだ上原秀介(しゅうすけ)さらに照屋希空(のあ)が追加点を与えず踏ん張ります。すると1点差で迎えた土壇場9回!沖尚は先頭の知花がきょう4本目となるヒットで出塁!ここからデッドボールとヒットで満塁のチャンスを作ると打席には、東恩納。
沖縄尚学 東恩納蒼選手「自分が6点も取られたので、そこはバッターで返したいという気持ちで入りました」
劇的な逆転サヨナラタイムリー!2試合連続のサヨナラ勝利で来年春のセンバツをより確かなものにする決勝進出です!
沖縄尚学 東恩納蒼選手「(打った瞬間)“よっしゃあ勝った”と思いました」「ここまで来たら優勝しかないと思うので、しっかり優勝して神宮への切符を取りたいです」
沖尚はあす優勝をかけ長崎1位の長崎日大と対戦、優勝すれば11月に行われる明治神宮野球大会に出場、沖尚の九州大会準決勝進出は前回の沖縄開催以来9年ぶり。