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県内の小中高校での昨年度の暴力行為の発生件数が2056件、いじめの認知件数は1万1551件だったことがわかりました。
文部科学省の調査によりますと、2021年度に県内の小中高校で発生した暴力行為の件数は2056件で、そのうち小学校が1492件、中学校が513件、高校で51件でした。
また、いじめの認知件数は、1万1551件と前の年度より649件減りましたが、いじめ防止法に規定する「重大事態」の発生件数は25件で、割合では全国平均の2倍以上となっています。高校中退者は1440人で、割合が全国平均のおよそ2倍になっています。
中退の理由は「進路変更」が最も多く738人、次いで学校生活不適応が234人でした。県教育委員会の半嶺満教育長は、「関係機関などと連携し、引き続き課題に対応した取り組みを推進してまいりたい」とコメントしています。