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辺野古の新基地建設で軟弱地盤を固めるために出された設計変更をめぐって埋め立てを強行する国の進め方が適法かどうかを問うため住民たちが国を訴えた裁判が10月25日午後に那覇地方裁判所で始まります。
辺野古の住民など20人が原告となって国を訴えた裁判では辺野古の軟弱地盤をめぐって防衛局が申請した設計変更を認めなかった県の決定を国交大臣が取り消すことは違法だとして不承認の効力の回復を求めています。
住民側は「設計変更で予定している工事が実施可能かどうか明かではないうえ必要な調査が不十分」としたうえで「工期も長期化していて普天間基地の危険性を一刻も早く取り除くことにはつながらない」と主張しています。
一方、国は住民側に裁判を起こす権利いわゆる「原告適格」がないとして訴えを退けるよう反論する見通しです。裁判は10月25日午後3時半に始まります。