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県産食材の販路拡大を図ろうと県は、シンガポールから世界の料理界を牽引するシェフらを招き、地元の水産物をアピールしました。
訪れたのは、ミシュラン二つ星を獲得し「世界で最も影響のある１００人」にも選ばれたシェフの和久田哲也さんら６人です。アジアに市場を拡大することで安定的な輸出体制を目指そうと、県が招いたもので、和久田さんらは、糸満市のお魚センターを見学、初めて食べたというソデイカを使った揚げ物について、豊かな風味に驚いていました。
和久田哲也さんは「生のおいしさもあるんですけれど、揚げたものっておいしいなと、普通、軽くあぶるような形で使いますけれど、揚げることはあまりしなかったですね」と話しました。
一行は、１０月２１日まで各地をめぐり県産食材の可能性を探りました。
和久田哲也さんは「まだまだ知られていないですよね、正直な話。今でも勉強中ですよ。自分自身が沖縄何があるのかなといろんなもの見たりして、まだまだこれからのマーケットではないでしょうか」と述べました。
県によりますと、沖縄からシンガポールへの輸出額はおよそ４億６千万円と香港・台湾に次ぎ３番目で今後、さらなる輸出力強化を目指すということです。