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野生動物が保有する細菌で汚染された水や土に触れることで感染する「レプトスピラ症」で沖縄県内では16年ぶりに死亡例が確認されました。

県によりますと八重山保健所管内に住む70代の男性は10月5日に発熱や腎不全などの症状を訴えたため病院で治療を続けていたところ3日後、死亡が確認されました。

県衛生環境研究所のPCR検査で10月12日にレプトスピラ症「陽性」と判明しました。県内で16年ぶり死亡例の確認です。

レプトスピラ症は、ネズミやマングースといった野生動物の尿で汚染された水や土などに傷口や鼻や目の粘膜が触れることで感染し頭痛や発熱などを引き起こし最悪の場合、死に至ることもあります。

県内では毎年、レプトスピラ症の感染者が出ていて2022年はすでに11件が報告があり2021年は1年間で24件でした。

県は野生動物を素手で触ったりせず農作業などの野外作業は長靴や手袋を使って汚染された水や土に直接触れないよう呼びかけています。