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2021年、大規模な海底噴火で県内の海岸などに大量に漂着し、県民生活に大きな影響を及ぼした軽石。今帰仁村の運天港で回収された軽石の処分作業が10月14日から中城湾で始まりました。

町記者は「運天港で回収された大量の軽石は、ここ中城湾の泡瀬地区へとトラックで運びこまれ、きょうから埋め立て処分が始まっています」と伝えました。

2021年8月に起きた海底火山の噴火で放出された大量の軽石が県内の港やビーチなどに漂着し、漁業関係者や観光業者などを中心に生活に大きな影響を及ぼしました。

沖縄総合事務局によりますと処分される軽石は、2021年12月から2022年6月にかけて今帰仁村の運天港で回収、その軽石を土砂や海砂と混ぜ、強度を増してから今回、埋め立て用の土砂に使用するということです。

土砂が使用されるのは、国と県、沖縄市がスポーツコンベンション拠点として開発を進める中城湾港内の泡瀬地区で、総合事務局では、2022年度中に軽石を全て処分するとしています。