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県内でお菓子作りの仕事に携わる職人や学生が、腕前を競うコンテストが開催されました。県洋菓子協会では、若いパティシエの技術向上と業界の発展のために、年に一度、職人や学生を対象にコンテストを開催しています。

10月11日は工芸菓子の部門とケーキの部門、そして学生の部門にあわせて51件の応募があり、作品はプロのパティシエが「色合い」や「細部まで丁寧に作られているか」などを審査しました。

このうち、砂糖とアーモンド粉末を固めて作るマジパンの部門で金賞を受賞したのは、森田五月さんの「お菓子な玉手箱」という作品で人型のキャラクターの楽しそうな表情はもちろん箱の質感などまで再現されています。

金賞を受賞した森田五月さんは「1センチにも満たないお菓子のパーツがたくさんあるんですが、それをかごからあふれさせる臨場感とか、それを出すのに苦労しました」と話しました。

県洋菓子協会は、年々県内の若手職人のレベルは上がっていて、今後もコンテストを通じて育成に寄与していきたいとしています。