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レンタカーによる交通事故を未然に防ごうと企業が連携して行った実証実験で県内の事故多発地点での交通事故削減につながる運転行動の変化が見られたことが分かりました。
この実証実験は、レンタカー利用者の交通事故を未然に防ごうと取り組みを行っているトヨタレンタリース沖縄や自動車の精密機器を手がける矢崎創業など4社が連携し、本島内で2021年12月から2022年5月末までに行われました。
20台のレンタカーに事故多発場所や運転診断ができる車載タブレット用アプリを設置し、事故の危険度が高い交差点に近づくと音声で注意喚起をするほか、運転時の速度や急ブレーキなどのデータから、安全運転の度合いもフィールドバックします。
期間中、対象となった、危険度の高い県内8か所の交差点付近で警告を行った結果、実証前と比べて速度超過や急加速など発生率が4割から5割近く減少したということです。
今後は、宮古島や石垣島でもこの実証実験を展開して事故削減に向けて取り組んでいくということです。