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今月3日、那覇空港から石川県の小松空港に向かう飛行機で、客室乗務員が足の指を折る航空事故が発生していたことがわかりました。
日本トランスオーシャン航空によりますと、今月3日午前11時すぎに那覇空港から小松空港に向けて出発した飛行機が高度1万1300メートルを飛行していたところ、瞬間的に立っていられないほどの激しい横揺れにみまわれ、倒れないように踏ん張った客室乗務員が右足の親指の骨を折るけがをしました。
当時シートベルトサインは出ておらず、乗務員は機内サービスをしていたということです。飛行機には利用客と乗務員あわせて106人が乗っていて、乗務員以外にけが人はいませんでした。
JTAは揺れた原因は調査中としつつ、上空では風向や風速などの変化により、予期せぬ揺れが発生することがあると説明したうえで、今回の事例を従業員に周知するなどして再発防止に取り組んでいくとしています。
国土交通省航空局は、今回の事案を「航空事故」と認定し、今後運輸安全委員会が事故原因を調査する方針です。