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新型コロナの影響を受けた県経済の立て直しなど問題が山積するなかどのように解決を図るのか手腕が試される4年が始まります。

今月行われた県知事選挙で再選を果たした玉城知事の2期目の任期が9月30日から始まりました。

職員に大きな拍手で迎えられた玉城知事は、入口で深く一礼をして2期目の任期をスタートさせました。登庁後の職員に向けた訓示では、「経済」や「子ども、若者、女性への支援」「辺野古新基地やアメリカ軍基地問題」を重点項目として取り組んでいくと述べました。9月30日午後には会見を開き2期目に向けた抱負を語りました。

玉城知事は「(コロナ禍による)深刻な経済の状況やその影響によって今までも深刻だった子どもの貧困問題や、若い方々の非正規雇用の問題がさらに社会的により深刻さを増したこともコロナの影響を受けた経済の実態だと思う。ですからそこからの回復と再生を手掛けていきたい」と述べました。

また、基地問題については問題の解決に向け政府に対話の場を求めるとともに国民や国際社会に対しても情報発信をしていきたいとの考えを示しました。

基地問題や子どもの貧困など沖縄がこれまで抱え続けている問題に加え新型コロナの影響を受けた県経済の立て直しなど問題が山積するなか、どのように解決を図るのか知事の手腕が試される4年間が始まります。