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大型で非常に強い台風11号は北上し先島諸島から離れつつありますが、引き続き警戒が必要です。

台風11号は再び「非常に強い」勢力に発達し北上しています。被害も出ていて那覇市では強風にあおられ転倒した60代から80代の男女3人がうでや頭を打つなどのけがをしています。

濱元晋一郎記者は「5メートルをゆうに超える大きな木が傾いて電線に寄りかかり今にも倒れそうになっています」とリポートしました。

4日午前8時に、最大瞬間風速40・1メートルが観測された宮古島では、大きな木や道路の案内板などが倒れていました。また沖縄電力によりますと午後5時時点で宮古島市で4240戸、那覇市で400戸など全域で5530戸が停電しています。

雨は午後になっても激しく降り続き、宮古島市内では道路が冠水し、排水路から水があふれる場所もありました。気象台は、土砂災害、低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に厳重に警戒するよう呼びかけています。