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先島諸島を暴風域に巻き込んだ大型で強い台風11号は1時間におよそ15キロの速さで北に向かっています。
大型で強い台風11号は、4日午前11時には、宮古島の北北西およそ180キロの海上にあって1時間におよそ15キロの速さで北へ進んでいるとみられます。中心の気圧は950ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は40メートルで、最大瞬間風速は60メートルです。
沖縄気象台によりますと先島諸島では、きのう夜遅く台風が最も接近していてきょうは、午前8時8分に宮古空港で40、1メートルの最大瞬間風速が観測されています。
台風の外側の活発な雨雲がかかる県内ではこのあとも局地的に非常に激しい雨が降るとみられ警戒が必要です。
台風11号 被害状況
台風11号の通過に伴いけが人が出ています。那覇市で強風にあおられ転倒して70代の女性と80代の男性が2人がうでやあたまにけがをしています。また、宜野湾市では住宅敷地内のブロック塀が崩れ落ち、窓ガラスが割れる被害が報告されています。
空の便では、那覇と宮古島を結ぶ便など欠航が相次いでいて各航空会社では、HPにて最新の運行状況を確認してほしいと呼びかけています。
停電も起きていて沖縄電力によりますと10時30分現在、宮古地域で2980戸、本島南部で410戸など、県全域では、4390戸が停電しています。