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7月に沖縄を訪れた観光客は60万7800人で前の年の同じ月と比べて大幅に増加するとともに単月では8カ月連続で前の年を上回りました。

県によりますと、7月の入域観光客数は60万7800人でまだ国内客だけですが2021年7月と比べると35万7400人増えました。

月別の入域観光客数で見ると2021年12月から8カ月連続で増加していて、観光客の戻り幅としても3カ月連続で過去最多です。3年ぶりに行動制限がない夏になったことや感染予防で減っていた提供座席数を元に戻した航空路線が多くなったことなどが観光客増加の主な要因にあげられています。

ただ、コロナ前のおととしと比べて観光客は3分の2程度に留まっていて依然として厳しい状況です。8月の動向について県は、「夏休みで旅行需要の回復が期待される一方で全国的に変異株の感染拡大が続いているため注視する必要がある」としています。