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沖縄戦当時の県知事、島田叡の姿を描いた映画「島守の塔」の公開が始まり、１３日主演俳優らが舞台挨拶を行いました。
浦添市の映画館では１３日、五十嵐匠監督と、島田叡役を務めた主演の萩原聖人さんが舞台あいさつを行いました。
五十嵐匠監督は「片側に基地、キャンプキンザーつまり基地があって片側に海がある、その上にものすごい青空が広がっているわけなんですね」「ああいう青空の下でああいう沖縄戦があったということで、どれほどみなさん、沖縄の方たちが苦労したのかっていうのはすごくきょうの青空を見て感じて切なく思いました」と話しました。
映画「島守の塔」は、戦況が厳しくなる中、国から沖縄県知事として派遣された島田叡と沖縄県警察部長・荒井退造の姿を描いた作品です。
また主演萩原聖人さんは「作品に触れたときに感じたり思ったり（したことを）それを本当に身近な人に紡いでいってもらって、それが後世に長い時間をかけて残っていってもらえるものになればいいなと思います」と話していました。
映画「島守の塔」は県内３カ所の映画館で上映されています。