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サルバドール・ダリが戦場となった沖縄に思いを馳せ製作した作品を沖縄に残そうと、29日に有志が集まり、設立総会を開きました。

設立されたのは「ダリ作品を沖縄に残そう会」で、サルバドール・ダリが沖縄を題材にした彫刻「SUN GOD RISING IN OKINAWA」を購入し、沖縄の財産にすることが目的です。設立総会にはおよそ20人が参加しました。

作品は、1975年の沖縄海洋博覧会のスペイン館に展示するために作られたもので、現在、33年ぶりに沖縄に戻り県内で巡回展を行なっていますが、展示会終了後は、持ち主であるスペインの貴族・キロス伯爵が、売却する予定になっています。

会では今後、県内外から2万人を目標に、およそ1億6500万円の購入資金を集めたいと話しています。