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旧海軍司令部壕から学び自由研究で発表

夏休みが始まって2週間あまりが経ちまして宿題の進み具合も気になるところですが、那覇市の児童館の子どもたちが沖縄戦と平和について学ぶ自由研究に取り組みました。

この企画は、那覇市の小禄児童館が子どもたちに戦時中、この地域でどのような歴史があったのかを学び平和について考えほしいと開催したもので、地元の小学生およそ20人が参加しました。

旧海軍司令部豪事務所屋良朝治所長は「ここ豊見城市の中にある海軍壕公園この中にですね、77年前に激しい戦争があったわけです」と説明します。

テーマは、旧海軍司令部壕についてで、壕を管理する担当者が子どもたちに建設された経緯や沖縄戦で担った役割などを説明しました。身近な場所で起きた「沖縄戦」を知った子どもたちは。

小学5年生の女の子は「(普段ある)ちょっとしたことが平和なんだな」と話し、小学5年生の男の子は「(海軍壕の話を)ちゃんと聞いたのは初めて不幸な人を増やさないっていうことを学びました」と話していました。

子どもたちはこの日、学んだことを詰め込んだオリジナルのパンフレットを作り自由研究をきっかけに改めて思い思いの平和の形を考えていました。