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8月5日も新規感染者が5000人を超え、そのなかでも10歳未満・10代の割合が多くなっています。感染拡大の影響は小児科の医療現場を直撃し、県内の小児科の発熱外来には、検査を求める人が殺到、通常業務に大きな支障が出ています。

県小児科医会・浜端宏英会長は「小児科は非常に厳しい状況ですね。「少し陽性率が減ってきたが(受診した)6割(が陽性)ですね」

県小児科医会の浜端宏英会長は自身の務める医院でも、多いときは30件ほど発熱外来の受診を断らざるを得ない状況があるといいます。

県小児科医会・浜端宏英会長は「電話がひっきりなしで、朝早くに1日分の予約が埋まってしまいますので、それでみなさんどこで検査していいか悩んでいる方もたくさんいらっしゃいます」と述べました。

また、院内の人員がコロナの検査に割かれることから、通常の業務にも影響が出ています。

県小児科医会・浜端宏英会長は「発熱外来以外の患者さんも発熱外来が増えてしまって熱がない一般の患者さんも枠が少なくなって受診ができなくなってしまっているという状況です」と述べました。

また、オミクロン株に置き換わったあと、全国的に小児の重症化例も多くなっていると指摘します。

県小児科医会・浜端宏英会長は「オミクロン株になって感染者が増えてくると、どうしても軽傷だと言っても中には重症の人も出てきますので、これから重傷者が増えてこないかそれが一番心配しているところです」と述べました。

浜端会長は、お盆などでさらに人と人との接触の機会が増えることから、感染のさらなる拡大を警戒していて、改めて基本的な感染対策を徹底してほしいとしています。

県小児科医会・浜端宏英会長は「(感染しないための)対応は、人ごみを避けることですね、あとは手洗いをよくするとか、あとは換気ですね、換気があるのも大事ですね」と述べました。