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辺野古新基地建設に伴う遺骨土砂の問題について遺族の声を聞く公聴会が、24日、南風原町で開かれました。
公聴会は、沖縄戦遺骨収集ボランティアガマフヤーの具志堅隆松さんが辺野古新基地建設に伴う遺骨土砂の問題について遺族の声を国や県に届けるため開きました。
ガマフヤー具志堅隆松さんは「沖縄県と国、役所と役所の話し合いだけで戦没者の遺骨が海に捨てられてしまうような事態になるかもしれません」「当事者である遺族の声を聞かないまま、県と国が決めてしまうのは大きな過ちです」と訴えました。
遺族は「戦争が終わって母は(疎開先から)帰ってきて兄弟と一緒に南部の方を何日も何日も(父を)探していたと話してました」「戦争で犠牲になってまたさらに辺野古に埋められることは絶対許せない」と話していました。
具志堅さんは8月5日に上京し、国に対して直接、遺族の声を届ける予定です。また、那覇市や中北部などでも遺族公聴会を実施したいと話しています。