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清潔にしていても寄生されることのあるシラミ対策に役立ててほしいと衛生用品の製造や販売を行う企業が沖縄県にシラミの駆除剤などを贈りました。
沖縄県は、主に、全国に比較して薬剤に対する抵抗性の強いアタマジラミの感染が常に確認されていて、その対策が課題となっています。県庁では、7月13日に主に衛生用品を扱うアース製薬が、シラミの駆除剤など6つの商品420点を寄贈しました。
この企業では、コロナ禍で保健衛生への意識が高まったことをきっかけに、全国の自治体と協力して社会の様々な課題解決に取り組んでいて今回の寄贈はその一環だということです。
国立感染症研究所が行った調査によりますと、県内のシラミは他県と比べて薬剤が効かない耐性が圧倒的に強いということです。県は、寄贈された商品を生活支援を行う子どもの居場所に提供することにしています。