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77年前の沖縄戦を率いた牛島満第32軍司令官の孫・貞満さんを講師に招き司令部壕についての学習会が那覇市で開かれました。この学習会は第32軍司令部壕の保存・公開を求める会が主催したもので第32軍の司令官牛島満さんの孫にあたる貞満さんが講師として登壇しました。
牛島貞満さんは全長およそ1050メートルある第32軍司令部壕についてアメリカ軍が行ったおよそ885メートルと県が行ったおよそ300メートルの坑道調査を比較し紹介しました。
牛島貞満さんは「この炊事場があったところはアメリカ軍は写真も撮って内容も調査をして日本側が埋めた資料がここのところからたくさん出てきています。だからそういう意味では、再調査が必要だというのをどれだけ調査をしたのかという比較からも見えてくるだろうと思います」と説明しました。
牛島貞満さんは司令部壕の上にある首里城の復元と同じように壕の保存・公開に向けた活動を見せながら進めることなどを提案しました。