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2日朝、那覇空港を離陸したプロペラ機に落雷があり、機体を点検するため空港に引き返すトラブルがありました。乗客・乗員にけがはありませんでした。

那覇空港事務所などによりますと、2日午前7時16分に那覇空港を離陸した与那国空港行きの琉球エアコミューター721便が雷に打たれ、那覇に引き返しました。

機体は離陸からおよそ10分後、那覇空港から南西に37キロ高度4900メートル付近で雷に打たれ、飛行を続けられる状態ではあったものの大事をとって機長が引き返す決定をしたということです。

着陸後、プロペラ部分に軽微な損傷が発見され、この便は欠航となり、乗客15人に影響が出ました。同じ機体を使用する与那国島から那覇に向かう1便も欠航となっています。

機体の整備は2日中に完了し、3日から通常運行に戻る見通だということです。

気象台は2日、発達した積乱雲の下での落雷や竜巻などに注意を呼びかけていて、落雷のあった時間に県内全域に雷注意報が出ていました。

RACの航空機が被雷し引き返す