※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

長丁場の対応を強いられ疲弊している観光業は回復の足がかりにしたいと期待を寄せています。

金城有芽乃記者「閑散とした那覇空港国際線ですが、外国人観光客の受け入れが始まれば、かつてのにぎわいが戻ることが期待されています」

スタッフが誰もいないチェックインカウンター、真っ黒な画面のまま運行時間が表示されない掲示板、外国人受け入れ再開の一報に長いこと閑散としたターミナルが活気で溢れることを待ち望む声が高まっています。

空港テナント店員「ここ国際線エリアなので、来ていただけると、あの、正直うれしいかなと思います」

空港テナント店員「やっぱり、今はこういう厳しい状況なので、外国の方たちが流れてきてくれたら、お店としては助かります」

空港テナント店員「コロナになる以前のように、にぎわってくれるといいなって思っています」

県民「ちょっと心配な部分ってのもあるんですけど、観光がメインな県なので、それは来てもらえるのはいいのかなっていう風には思います」

県民「経営とか厳しいとかをニュースで見てるので、率直に、観光客が増えることは、沖縄がもっとこう発展ていうかもっと盛んになるかなと思って、いいなって思います」

県民「マスクしてないとかは、ちょっと不安かもしれないです。なのでマスクをしたうえでの観光だったらいいかなって思います」

玉城知事「きのう観光関連業界と意見交換させていただいたときにも国際線の再開についても申し入れていただきたいというまさにタイムリーな状況でもあると思うので観光関連産業の方々とも一致協力しながら再開に向けた取り組みにも抜かりなくあたっていきたい」

玉城知事も受け入れ再開に期待感を示したうえで感染対策と社会経済活動の両立できる準備を進めたいと述べました。沖縄ではコロナ前の2018年度に入域観光客数が1000万人を突破し、そのうち3割が「外国人観光客」でした。

2020年4月から「0」の状況が続いていたこともあり、県の担当者も観光需要の回復に向けた大きな一歩と位置付けています。しかし、各航空会社の6月以降の運航スケジュールがすでに決まっていることや那覇空港で一日に何人受け入れられるのかなど態勢の整備が急務となっていて、外国人観光客が受け入れがいつから始まるのか?不透明な面も残されています。