※ 著作権や肖像権などの都合により、全体または一部を配信できない場合があります。

子どもの貧困対策に取り組む沖縄子どもの未来県民会議は、2022年度から新しく低所得世帯の高校生を対象に、県外の大学を受験したり、進学したりする時に必要な渡航費用の支援に乗り出すことを決めました。

「子どもの貧困」解消を目指し、自治体をはじめ経済や教育など全115団体でつくる「沖縄子どもの未来県民会議」は理事会を開き、2022年度の活動を話し合いました。

県外の大学などに進学を希望する低所得世帯の高校生を対象に、経済的な負担を軽くして学業に専念できる環境を確保するため、受験や進学で必要な渡航費用について1人10万円を上限に支援するということです。

「沖縄子どもの未来県民会議」は新型コロナの影響を受けた困窮家庭を支援するNPO法人などの助成や企業から提供された食料品を届ける「ランチサポート」など、これまで続けてきた活動も引き続き取り組んでいく方針です。

沖縄子どもの未来県民会議 県外の進学など渡航費を援助