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県の疫学・統計解析委員会は17日、新型コロナ感染の今後の見通しについて、高齢者に感染が拡大すると来週には病床が不足しはじめる恐れがあると見解を示しました。
県の疫学・統計解析委員会が17日公表した発生動向報告によりますと、5月9日から1週間の県内の新規感染者は1万4976人で、沖縄本島における実効再生産数は1.22と連休後も増加が続いています。
また、先週の新規入院患者数は193人で、このうち70歳以上の高齢者が106人を占めています。
今後の見通しについて委員会は、先週後半から感染拡大が弱まっている可能性があり、若者から高齢者へと2次感染の波が重なってこないか注視する必要があるとしています。
さらに高齢者に感染拡大すると来週には病床が不足しはじめる恐れがあると見解を示し、高齢者の家への訪問や一緒に食事をとることを控えるよう呼びかけています。